会社案内

ご挨拶

世界トップシェアを誇る日本の金型製造業界は、中国を中心とするアジアマーケットとの価格競争により、 大幅な方針転換を余儀なくされている状況です。 もともと設備集約型で負担の大きい事業構造であるとともに、低価格、短納期、仕様変更などクライアントニーズの多様化も含めて、 将来的には現在の1/3程度まで落ち込んでいくのではないかと危惧されています。
加えて最近では、金型で重要とされる「金型構想(型組み)」「磨き」「組立調整」など、 多くの経験と創造力を必要とする熟練技能(暗黙知)の継承において、後継者不足や図面提供問題などを背景として、 ものづくり業界全体の課題となっています。
しかし、この「熟練技能者による暗黙知」こそがこれまでジャパンブランドを支えてきた礎であるとともに、 これからの我が国における第二の技術立国への重要なファクターであると考えます。
当社は中国などアジア各国の製造拠点において、運営支援や技術支援を行いながらものづくり事業を展開しておりますが、 どの拠点においてもこの「暗黙知」のレベルへの到達には相当の時間を要するでしょう。
そのために当社は、どんな案件においても必ず現地に技術顧問を 配置・派遣するなどして、 設計者やクライアントと連携した確認工程を徹底しております。
ものづくりのグローバル化に伴い、金型の製造や製品の量産は安価な海外展開でも、 高度な技能や暗黙知を必要とする開発や品質管理などの核心的な業務については、 クライアントが安心して国内で取り組んでいただけるようご提案・サポートしていくこと、それが当社最大のミッションであると考えております。

代表取締役社長 佐々木 和広